2012年1月31日火曜日

千里同風

千里同風
 千里同風という言葉があります。
はるか先まで同じ風が吹いて、世の中が平和な様を言うそうです。
今の日本は?
吹き抜ける風が爽やかさと共に放射能をもはこんでしまうとしたら。
だから、風も土も動かしてはいけない。なんだか昔ながらの美しい四字熟語がことごとく否定されているようで悲しくなってしまいます。
 政治も人の心も求めるものはたったひとつ、人々の平和なはずなのに。
本来の千里同風の日本になるよう祈ることしかできません。

 誰かの詩の一節です。

 丘に登れば    ゆるやかな風

 ここの風も  故郷と同じ香りがする

 見上げれば満天の星

 万物流転のことわりの中で  至上の幸せのとき

 何を考えすぎていたのだろう

 あるがままでいいのに

 知らぬ間に 頬を伝う涙




                                     by セイラ

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