落地生根と言う言葉があります。
生まれ育った土地ではない場所に根を下ろし生きていくことをいうそうです。夢や希望を持って生き抜くイメージのあるこの言葉も、現在の日本人には、辛く過酷な思いの方が強いですね。
被災地の仮設住宅に台風による浸水があったり、冬に向かって寒さへの不安が募ったり。
生まれた土地、家、家族を失い、不本意な場所で、それでもやっと生き延びてきたのに、人を育てた自然がまた人から大切なものを奪っていく。
まだまだ辛い日々とお察しいたします。そこがどんな弊害のある土地でも生まれ育った土地はこころのよりどころです。
日ごろから自分の足の下を知っておく事は、生き延びる知恵、心構えにつながるとおもいます。
わらびネットワークステイションには、洪水、地震のハザードマップもご用意しています。どうぞご利用ください。
落地生根という言葉を聞くと何故かミレーの「落穂ひろい」を思い浮かべてしまいます。
byセイラ
0 件のコメント:
コメントを投稿